最強の黒魔道士になりたいという話ではもちろんない。先週のオールドレンズパラダイスの撮影実習のとき、密かに試行錯誤していたことの話である。

オールドレンズは現行レンズと比べると、収差が補正しきれていなかったり、コーティングの性能上逆光に弱かったりするのだけど、わざわざオールドレンズを使っているのだからそういうのも味として活かしてみたいもの。普段よく使うヤシカコンタックスマウントのレンズあたりだと大分現代的な設計とコーティングではあるんだけど、それでも俺と同い年くらいのレンズだし、フィルム用とデジタル用との差もあるので、現行レンズよりは逆光に弱い。ということでこの日は敢えてフレアやゴーストが出やすい写真を撮ってみようと考えていた。

最初のやつは素直に撮ったときの牡丹。Planarの絞り開放近辺はやや柔らかい描写、らしい。発色は鮮かで綺麗なので、花を撮っていても楽しい。


逆光気味に撮ってみる。フレアがかかってコントラストが下がるけど、冬の朝の光を浴びてるみたいにならないかなぁ、こういう雰囲気も良いんじゃないかなぁ、とか。どうだろう。


もっと遊んでたら、虹が出てきた…!

もちろん本当に局所的に虹がかかってたわけではなく、レンズに入ってきた光が乱反射してる奴なので、フードを付けるか手でハレ切りするなりすれば消えるし、絞り込んだりほんのちょっと角度変えたりしても消えた。こんなに盛大に虹色になったのは初めて見たのでおおっと思ったのだけど、狙い通りに出せるかどうか、ちょっと自信が無い。こーゆーのを活かせる写真を撮れたら面白いのだけど。


午後の木漏れ日を浴びた石灯籠。これはこの雰囲気が好き。森の奥の苔生した石灯籠とかだったら、濃い目暗目に調整して撮るかもしれない、かな。

…んー。フレアやゴーストに関してはもうちょっと練習が必要そうだけど、Planarで夏の花や温室の植物園なんかで撮ってたときは、1~2段絞ったくらいの方が鮮かさもシャープさも良い感じだったのだけど、冬牡丹と雪みたいな組み合わせだったら開放で露出オーバー気味のが好みの写りになるかもなーとかなんとなく分かってきた。

撮影日
2013-01-20
撮影地
東京、上野東照宮ぼたん苑
カメラ
SONY α NEX-5R
レンズ
Carl Zeiss Planar T* 1.7/50