昨日は若干消化不良な感じだったので、「魚眼レンズの出番と言えばドーム状の建物とかどうだろう」ということで東京駅に行ってきた。そう言えば修復作業が終わってから、外観を見に来たのは初めてだ。新幹線に乗るときくらいしか来ないからなぁ、東京駅。

そう言えば、東京駅前で男の子が「お父さんすごいね！これ昔の東京駅でしょ！」ってはしゃいでたのが面白かった。去年の改修で戦前の姿が復元されたのだ、ということを言いたかったのだろうことは伝わるんだけど、東京駅自体は遺跡でもレプリカでもなくてずっと現役の駅だからねぇ、「今の東京駅」でもあるんだよね。「遥か遠い未来、建物は倒壊し生き物は死に絶えた世界から過去を変えるためにやってきた親子が、記録でしか見たことが無かった東京駅の姿を目の当たりにして完動している」みたいな物語を想像してこっそり楽しんでいたのは、内緒です。