そう言えば連休中にもう一箇所撮影に行ったのだけど、記事にするのを忘れていた。京王線分倍河原駅からバスで少し行ったところ、府中市郷土の森博物館。江戸中期から昭和初期の建物を移築保存している野外博物館、だそうだ。

何度か通っている同僚や地元のおじいちゃん曰く「普段はこんなに人がいるとこじゃない」「一年で一番人が多い時期かも」とのことで、バスも満員になるくらいには混んでたのだけど、分倍河原駅前にしろ博物館の中にしろ、東京都内にしては随分とのどかな雰囲気なところだった。

で、博物館、というか雰囲気としては「古い建物がいくつも立っている公園」と言った方が伝わる感じの郷土の森博物館なんだけど、どうにも上手く写真が撮れなくて悩んだ。風情ある建物だらけで素敵なんだけど、あんまり建築物や風景を撮り慣れてないせいでどう撮っていいかいまいち分からない。

天気は良いしフォトジェニックな被写体だらけなんだけどなーんか活かし切れない…。

途中、園内に紛れ込んだ猫を見つけてつい追いかけてしまった。園内は意外と広くて、端まで追って行ったらちょっと迷子になりかけた。何してるんだ。

建物も良いけど屋外も屋外で緑が豊富で気持ち良い。ただ、ゴールデンウイークだと春の花のシーズンは終わってしまっていて、梅雨の花のシーズンはまだ到来していないので、花を撮るのなら少し時期はずらした方が良いのかも。

移築された建物の中でも特に気に入ったのは、古い小学校。雨の日や紅葉の季節に撮ってみたいなーとちょっと思った。人物が居るとなお良いなー。やんちゃな男子小学生か、物憂げな女子高生なんかが居て欲しいところ。