ここんとこどんよりした空だなぁと思ってたら、梅雨入りした途端に晴れ間が見えるようになって、なんだかよくわからない。折角なので久し振りに町内の猫にご挨拶にでも行くかーとぶらぶら散歩してきた。

出会って早々、「なんか面倒くさそうな奴が来たなー」という顔をされている。冒頭で「町内の猫にご挨拶に」って書いたけど、実際のところ猫を探しきに来たわけではなく、単にお気に入りの神社にお参りに来たらばったりでくわしただけである。

やぁこんにちは、怪しいものではないです、なんて空気を振り撒きつつ近付いてみたんだけど、適当にこっちをチラ見して猫はさっさと立ち去ってしまった。そりゃそうだ、怪しいものではないですなんて言うのは大概怪しいやつである。猫社会でもそうなのかは知らないけど。

しょんぼりしながら神社に戻ろうとしたら、同じ駐車場にもう一匹。こちらは随分おくつろぎの御様子。さっきはニコニコしながら近付いたら逃げられてしまったので、今度は無表情で近付いてみる。多分、表情はあんまり関係ないと思うが。

あ、やっぱバレた。「なんかいるーーーー!!」って顔をされてしまったので無表情のままあとずさりしてお別れ。良く考えたら、その光景を目にしたら猫だけじゃなくて神社の人も「なんかいるーーーー!!」って顔をしたかもしれない。相手が猫で良かったと思う。

名残り惜しいので後ろ姿も一枚。また近いうちにお会いすると思いますが、そのときは遊んでくれると嬉しいなー。