関東では記録的な雪ということで、今日ずらせない予定があった人や交通機関の関係者の方々は大変だったことと思いますが、僕はというと埼玉人らしく庭駆け回る勢いで雪を楽しんでたわけでありまして。まぁ大雪だって聞いたらとりあえず外出るよね。不要不急の外出は控えましょうみたいな防災無線を動物園で聞いたよね。
去年の星人の日の大雪のときは一応家で大人しくしてたんだけど、その直後に雪の日の動物園がどんだけ素晴しいかという記事を読んでしまって、ああーくそーそれは分かってたのに何で行かなかったんだーと悔しい思いをしてから一年、今年も大雪が来るぞーと聞いてならば行くしかあるまい、とわくわくしながら待ってたんですよ。んで今朝起きたらちゃんと気合の入った雪が降ってるじゃないですか。絶好の撮影日和だ。
まず午前中は吉祥寺に向かう。毎度お馴染の井の頭自然文化園についたらまぁ当然誰もいない。真っ白い動物園を独り占め。どのくらい独り占めかというと、そう、人間どころか動物もいないくらい、自然文化園を独り占め!…朝の時点で既に、結構な数の動物が部屋の中にいた様子。そりゃそうだよね。
そんな中でも元気一杯に走り回ってたリスの小径のニホンリスたちと戯れる。北海道にでも行かないと見られないかなと思ってた「雪の中を駆ける冬毛のリス」が間近で見られて既に大満足だったんだけど、そこで終わらずに吉祥寺を後にして上野に移動した。
流石の上野動物園もこんな日はガラガラだったものの、やっぱりみんな同じことを考えるのか会う人会う人みんないかついデジイチを構えていて、そしてこの子、ホッキョクグマの前にはちょっとした人集り。そう言えばTVのカメラマンもいた。夕方のニュースででもホッキョクグマの様子が流れたのかな。
いっつも寝てるところしか見たことなかったので勝手に「ナマケモノより怠け者な動物」だと思ってたレッサーパンダたちが、今日はきゅーきゅー鳴きながらじゃれていたのが面白かった。この子たちも雪だとテンション上がるタイプなのかな。ただでさえぬいぐるみみたいな愛くるしさを誇る二匹が立ち上がってとっくみあってる姿は大変な破壊力だった。
夕方が近付くにつれて雪も激しくなってきたし突風で傘は大破するし、なんかもーフライにされる前のエビみたいに体中白い粉に覆われてきてしまったので、15時前くらいには撤収。一日撮りまくろうと思ったら、カメラの方も自分自身の方ももうちょい本気の装備をしないとだなーという教訓を得た。すげー寒かった。それにしても雪の日の動物園、予想以上に楽しい。また機会があればチャレンジしよう。
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